タイダイ染めの定番模様について
タイダイ染めには色々な模様がある
タイダイ染めは、布生地を縛って染色して模様をつくるのが特徴です。
布生地のしぼり方を変えたり、染色剤の組み合わせ次第で、様々な模様を作る出せるのが魅力となっています。
タイダイ染めで人気が高い模様といったらば、まだら模様でしょう。
まだら模様は、布を輪ゴムで縛って染め上げるのが特徴です。
染め物が初めての方でも失敗せずに簡単にきれいな模様が作り出せることから、タイダイ染めの定番模様となっています。
初めてタイダイ染めに取り組もうと思っている方は、このまだら模様から取り組んでみるとよいでしょう。
豆縛り模様も、タイダイ染めの定番模様として知られています。
この豆縛り模様は、生地をつまんで縛っていくのが特徴です。
染めたい部分に染料を直接漬け込んでいきます。
縛り方を変えれば、円形模様の大きさを自在に変えることができます。
豆縛り模様についてもまだら模様と同様に、簡単な工程で染めることができます。
個性的な柄もつくれるタイダイ染め
タイダイ染めは、遠くからでも目を引くような個性的な模様も作り出すことが可能です。
布地をジャバラ状に折りたたんでから染め上げるジャバラ模様はやや手間がかかりますが、特徴的な模様となることから、定番人気となっています。
ジャバラをずらすことで、きれいなグラデーションを作り出すことも可能です。
タイダイ染めでは、マーブル模様もつくることができます。
マーブル模様は、2色以上の色がまじりあったデザインのことです。
単色の染料だけで染めるよりも華やかな雰囲気に仕上がるという魅力があります。
こちらも染める際にちょっとした工夫が必要ですが、苦労した分だけで美しい色が楽しめるのが魅力です。
他の模様のように糸や輪ゴムなどで縛らなくても染められるというメリットもあります。
そのほかにも、幾何学模様やサークル模様などタイダイ染めには様々な模様があります。
個性的な柄が好きな方は、これらの模様を選んで染めてみるとよいでしょう。
まとめ
タイダイ染めには、豆縛り模様やまだら模様など様々なバリエーションがあります。
布地の畳み方を工夫したり、染料のつけ方を変えることでジャバラやマーブルなどといった個性を出すことも可能です。
世界で一つだけのオリジナル模様が作り出せるのが、タイダイ染めならではの魅力といえます。
比較的簡単な工程で染めることができるため、初心者でも気軽にチャレンジできます。
オリジナル品に興味がある方は、Tシャツやハンカチなどを染めてみてはいかがでしょうか。